「目の人」の世界にちょっとふれてみてください。
「私たちは、<聞こえない人>ではなく、手話という言葉を使って生きる<目の人>です。
〈目の人〉の世界には、耳を使う人とは異なる生活様式や独自の価値観や文化があります。
だからこそ、耳を使う人が大多数の社会の中では、ズレや価値観の衝突を日々経験します。
この絵本はそのことをリアルに映し出しています。
なぜなら、絵を描いたのが<目の人>だからです。
多くの方が、手話で生きる<目の人>の世界に触れることで、
多様な生き方を認める社会になっていくことを願っています。