ブッダが生まれるところから、日本のいろいろな宗派の仏教までを書いた本。
この本には、難しいことばや知識よりも、
ただ、「生きているって、嬉しい、楽しい、しあわせだね」って、
そんなふうに感じられるような、いのちの物語が綴られています。
苦しみや迷いの中でも、わたしたちはひとりではなく、ずっと、見えない光に導かれている。
仏教って、そういう"まなざし"をくれるものだったんだと書きながら、何度も思いました。
難しい教えの本ではありません。
けれど、もしかなうなら、心が少し疲れたとき、静かに寄り添ってくれる本になるといいな、と思うのです。



