我が青春の東と我が未来の西の境界線上で 街から街へ、夜から夜へさまよい走り続ける魂の記録。
30歳で写真を撮り始めていきなり大きな写真賞を獲得しながら、
展覧会や写真集といった発表の場に背を向け、元カノにもらった軽自動車で寝泊まりしながら、
全国を走り回り、SNS 上で日時と場所を指定して、やってきた客から見料として1冊千円を取り、
一対一自身の写真集を見せる、独自の撮影〜発表行為「鋭漂」を続けてきた天野裕氏。
金、暴力、女、薬、友人、さまざざまな出会いと別れ。
崩れ壊れる寸前の日々から掬いあげられた、奇跡のように美しい瞬間のつらなり。
研ぎすぎた刃物のような文体で綴られる天野の詩篇をふくむ、154点の作品をカラーで収録。
日英バイリンガル仕様。



